ウェブアクセシビリティに期待する人たちのコメント

社会福祉法人 日本盲人会連合 会長
笹川 吉彦

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視覚障害者にとっての2大不自由は「移動」と「情報収集」といわれています。その情報を得る手段として「ウエブ」は今後重要な情報源となることは明らかであります。現在さまざまな方面でウエブは情報を提供しているのですが、視覚障害者にとってそれは全てがバリアフリーになっていて使いやすいものではありません。むしろなっているところが少ないのが現状であります。そこで、貴協会が進めている「ウェブアクセシビリティの推進」を政府の施策に盛り込むことは今後批准されるであろう「障害者権利条約」における情報保障として非常に重要になってくると考えます。今後さまざまな「ウエブ」に対するアクセシビリティが高まることを期待してメッセージと致します。

日本アイ・ビー・エム株式会社 Ph.D. IBMフェロー
浅川 智恵子

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私が1997年にホームページリーダーを開発したとき、多くのユーザの方からウェブ は視覚障害者の生活を一変させる道具になるに違いないという期待の声が寄せら れました。あれから十数年が経ち、アクセシビリティの問題から一部では期待が失望に変わってしまっているのも事実です。アクセシブルなウェブが持つ「社会を変える力」を世の中に伝え、誰もが能力を発揮できる社会の実現に向けて、貴協会の今後のご活躍を期待しています。

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